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偏食気味の映画考察と駄文の超偏食BLOG

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第37回【江戸川乱歩全集 恐怖奇形人間】 

Horrors-0

「江戸川乱歩全集 恐怖奇形人間」
(Horrors Of Malformed Men)

1969年/日本/監督 石井輝男


Horrors-1

この物語は灰色の部屋から始まる。過去の記憶の無い広介は精神病院から抜け出すと、自分の記憶を探す為に裏日本に向かった。道中、地主で自分と瓜二つの男菰田源三郎の死亡記事を見ると墓石の前に白装束で現れ、彼が蘇ったと見せかけまんまと菰田家の跡取りに成りすました。やがて自分と源三郎の間の不思議な関係に気づいた広介は、その謎を解明する為に父親である菰田丈五郎に会いに沖の孤島へ向かった。しかし、生まれながらに手に水掻きを持つ不気味な男丈五郎は、島で作った奇形人間で世界中の健常者を支配しようと目論む異常者であった。
Horrors-2

[パノラマ島奇談][人間椅子][屋根裏の散歩者]など乱歩作品をミックスし、暗黒舞踏とエログロを加えたらトンでもない作品が出来上がった。本作品は今現在も定期的にリバイバルされている人気のカルト映画で、このキワモノ臭全開の題名を聞いた事ある人も多いと思う。奇天烈なストーリーとクセのある登場人物達。奇形人間達はどう見てもギャグだし、理想郷らしい島の様子も珍妙極まりない。丈五郎役の土方巽はカクカク舞って、オチは人間花火がドッカーン。
いやはや、これは癖になるドラッグ映画だ。
Horrors-3

放送禁止用語の連呼や、健常者を人為的に奇形人間に変える恐ろしい筋書き。せむし男や水掻きを持つ男、そして多くのキチガイと異常性格者に羊と女の結合体。医学上ありえない男女のシャム双生児まで登場する。(醜い男役が近藤正臣なのはあまりにも有名)
これらのアレな内容でTV放送やソフト化は見送られ、今までは劇場で観る以外はヤフオクで劣悪な違法ビデオを落札するか、P2P上のデータで見るしか方法が無かった。それ故、今回アメリカでのDVD発売はファンとって大事件だったのです。
Horrors-4

某輸入ショップでは発売前予約が80本を超えたと聞きます。そして発売されたDVDの仕様はなんと驚きのリージョンフリー。これは日本のファンへの東宝東和サイドのナイスな配慮でしょう。
Horrors-5

あああ・・・このシーンがTVで見れるなんて・・・
思わずあのセリフを叫びたくなるぜ

おかーーさーーん





[ 2007/09/09 22:45 ] 封印関係 | TB(0) | CM(0)
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