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偏食気味の映画考察と駄文の超偏食BLOG

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第25回【ファニーゲーム】 

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「ファニーゲーム」
(FUNNY GAMES)

1997年/オーストリア/監督 ミヒャエル・ハネケ

ある映画のスレにこの作品名がたびたび出て、ちょっと興味が湧いたので借りてみた。酷く悪意に満ちた作品で、見た人の殆んどがハケネ監督の思惑通りの反応を示すと思われます。
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シェーバ一家は湖畔の別荘にバカンスにやってきた。夫のゲオルグ息子のシェルシはボートセーリングの準備を、そして妻のアナはキッチンで食事の準備に取りかかる。そこへぺータと名乗る白い手袋をした青年が訪ねてきた。
「隣からの使いなんですが、卵を4つ拝借出来ませんか?」
始めは快く接していたアナだったが、もう一人の青年パウルが訪れたあたりから、その横暴な態度に不快感を感じてきた。2人と言い争いをしてる所にゲオルグが戻って来るが、パウル達にゴルフクラブでヒザを砕かれてしまう。パウルは言う

「お宅らが12時間でお陀仏かどうか賭けよう」
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鑑賞後の後味が悪いと聞いてたので馬鹿にしてたら、本当に悪かった。しかし意外と直接的な暴力シーンは少なく、たいがい画面外で暴力が行われる。その音と悲鳴が非常に不快でした。そして物語中に救いがあるとみせかけ、どれも簡単に潰してしまうのも巧い。未見の方の為に詳しくは書かないが、1回だけ映画のルールさえも無視して救いを潰す場面もある。このシーンは是非見ていただきたい
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ぺータとパウルは一見すると悪人に見えず、逆に良い人にさえ見えてしまう。しかしその態度と言葉使いは不快極まりなく、見ていて本当にイライラした。他の映画に出てくる悪人には無い、生理的な嫌悪感を持っているのである。一家を殺す動機や罪悪感も無く、そして手ぶらの状態でシェーバ家に訪れるのも、ただゲームを楽しんでるという事だけなのだ。だから金銭での交渉も通じないし命乞いも無駄、全く助かる確立がないのだ。これは本当に恐ろしい事である。

10年前の作品にもかかわらず、今みても十分楽しめる・・かどうかは保証出来ないが、見てみる価値はある。

オススメはしないけどね。


[ 2006/07/22 00:06 ] 映画レビュー | TB(0) | CM(1)
オハヨウ
[ 2006/08/02 06:44 ] [ 編集 ]
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