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偏食気味の映画考察と駄文の超偏食BLOG

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【Mishima 再販&YASUKUNI公開】 

永らく絶版になっていたDVDが再販されるようです。
A Life In
Mishima:
A Life In Four Chapters

1985年/日米合作
監督/ポール・シュレイダー

三島由紀夫の短編3本を含む、市谷駐屯地篭城・自決事件を再現したオムニバス映画。今では考えられない超豪華スタッフ&キャストで描かれ、海外での評価はすこぶる高い。そんな名作ながら日本では諸事情により未公開。

三島文学やその思想は知らないけど、封印関連本で読んで以前から興味ありました。某動画サイトでも見れますが、せっかくだからTV画面で見たい。輸入版だけど日本語音声だから問題なす。

そしてコッチはこれから公開の作品
yasukuni
靖国 YASUKUNI
2007年/日中合作
監督/リー・イン

靖国神社のご神体である靖国刀を打つ刀匠と、毎年8月15日に集まる様々な人達の思惑と混乱を描くドキュメンタリー映画。

公開時のトラブルを危惧した映画館が相次いで上映を取り止めた問題作です。しかし逆に公開を決定した映画館も出始めたので、近場で上映決まったら興味本位で観に行きたい。

作品の良し悪しは見た人が決める事であって、見もしないで批判するのはどうかと思うよ。
・・・というか単なる見たがりなだけですがw





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[ 2008/04/04 01:51 ] 封印関係 | TB(0) | CM(0)

第38回【スパルタの海】 

アンタにこの子が治せるのか?
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「スパルタの海」
1983年/日本/監督 西河克己

家庭内暴力や不登校の子供、いわゆる情緒障害児をスパルタ教育によって公正させてきた実績をもつ私塾戸塚ヨットスクール。しかし訓練生の死亡や行方不明などが相次ぎ、校長とコーチ等が逮捕された戸塚ヨットスクール事件を記憶している人も多いと思う。
これは東宝東和が巨費を投じて完成したにも関わらず、事件が明るみに出た為に公開が急遽中止され、その後完全に封印されてしまった作品である。
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戸塚ヨットスクールはスパルタ教育で有名な私塾。塾生である高2の俊平はその暴れっぷりからコーチ達からはウルフと呼ばれていた。日々の共同生活とヨットでの海上訓練、それら全てに子供達を甘やかせる物は無く、規律を破った者には手加減無く厳しい体罰が与えられた。入塾時は乱暴者だった俊平だが、その生活により次第に頑なココロが変化していく。これこそが戸塚の目指した成果であり、この訓練でいままでに何百人もの子供達を更生させてきたのだった。
その後、口だけは達者な正彦の入塾、先輩塾生稲高の出塾と日々訓練は続いていく。そんな折、二十歳の雄吉が入塾するが、彼は生きる気力を全く持たない精神病患者だった。そして就寝中に突然死亡してしまう。
やがて塾は世間から凄まじいバッシングを受ける事になるが・・・・

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封印の理由が放送禁止用語など差別的な問題ではないので、映画自体はいたって普通の作品です。本当の所、しょーもない広告映画だろうとタカを括っていたのだけど、鑑賞してみたら非常に面白い映画だった。家庭内暴力やスパルタ訓練での容赦の無い体罰。馬鹿で哀れな親達や全く他人事のお役所。多くのバッシングや次々起こる事件など、少しずつ更生して行く子供達を中心にとても丁寧に描かれており、仮に公開されていたら結構ヒットしただろう。そして多くの人の記憶に残る作品になったと思います。いやマジで。
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IQサプリでお馴染みの伊東四郎をはじめとする出演者達の迫真の演技も一見の価値あり。いやしかし、子供を殴ったり蹴ったりするのはタブーに近いと思うのですが、この作品ではそんな場面が頻繁に出てくるのが凄い。でも家庭内での暴力シーンの方がよっぽど酷いので、そんなの全く気にならないのが巧い。
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実際の塾や教育の現状を知らないので迂闊な事は書けないが、教育過程で多少の体罰は必要だと思うなぁ。少なくともゆとり教育なんて○○な方針なんかよりはマシ。まぁ度を越した体罰は問題外だけど。それにあの事件以後も戸塚ヨットスクールは存在しており、今現在も入塾希望者がいるって事は、つまりそういう事であって・・・
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難しい教育問題はさておき、フィクション映画として面白かったのは確かだ。本当に見てよかったと思う。

わざわざソフトを購入した甲斐があったってもんだ。




[ 2007/09/16 12:21 ] 封印関係 | TB(0) | CM(0)

第37回【江戸川乱歩全集 恐怖奇形人間】 

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「江戸川乱歩全集 恐怖奇形人間」
(Horrors Of Malformed Men)

1969年/日本/監督 石井輝男


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この物語は灰色の部屋から始まる。過去の記憶の無い広介は精神病院から抜け出すと、自分の記憶を探す為に裏日本に向かった。道中、地主で自分と瓜二つの男菰田源三郎の死亡記事を見ると墓石の前に白装束で現れ、彼が蘇ったと見せかけまんまと菰田家の跡取りに成りすました。やがて自分と源三郎の間の不思議な関係に気づいた広介は、その謎を解明する為に父親である菰田丈五郎に会いに沖の孤島へ向かった。しかし、生まれながらに手に水掻きを持つ不気味な男丈五郎は、島で作った奇形人間で世界中の健常者を支配しようと目論む異常者であった。
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[パノラマ島奇談][人間椅子][屋根裏の散歩者]など乱歩作品をミックスし、暗黒舞踏とエログロを加えたらトンでもない作品が出来上がった。本作品は今現在も定期的にリバイバルされている人気のカルト映画で、このキワモノ臭全開の題名を聞いた事ある人も多いと思う。奇天烈なストーリーとクセのある登場人物達。奇形人間達はどう見てもギャグだし、理想郷らしい島の様子も珍妙極まりない。丈五郎役の土方巽はカクカク舞って、オチは人間花火がドッカーン。
いやはや、これは癖になるドラッグ映画だ。
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放送禁止用語の連呼や、健常者を人為的に奇形人間に変える恐ろしい筋書き。せむし男や水掻きを持つ男、そして多くのキチガイと異常性格者に羊と女の結合体。医学上ありえない男女のシャム双生児まで登場する。(醜い男役が近藤正臣なのはあまりにも有名)
これらのアレな内容でTV放送やソフト化は見送られ、今までは劇場で観る以外はヤフオクで劣悪な違法ビデオを落札するか、P2P上のデータで見るしか方法が無かった。それ故、今回アメリカでのDVD発売はファンとって大事件だったのです。
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某輸入ショップでは発売前予約が80本を超えたと聞きます。そして発売されたDVDの仕様はなんと驚きのリージョンフリー。これは日本のファンへの東宝東和サイドのナイスな配慮でしょう。
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あああ・・・このシーンがTVで見れるなんて・・・
思わずあのセリフを叫びたくなるぜ

おかーーさーーん





[ 2007/09/09 22:45 ] 封印関係 | TB(0) | CM(0)

第36回【センチネル】 

以前の記事のなかで取り上げたこの作品。
今回はこれで
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「センチネル」
(THE SENTINEL)

1977年/アメリカ/監督 マイケル・ウイナー

トップモデルのアリスンは父が亡くなった事を期に、郊外に格安だが落ち着ける古いアパートを借りた。そこには気さくな老人チェイズンやレズビアンのカップルなど、少々変わった人達ばかりが住んでいた。そんなアパートにも慣れてきたある夜、部屋の上の階から不審な足音が聞こえるようになり、アリスンは紹介人に苦情を訴える。しかし、その時に聞かされた話は意外なものであった。あのアパートにはアリソンともう1人、最上階にハリラン神父が住んでいるだけだというのだ。実際見に行くと、どの部屋も人が住んでいる形跡はまったくなかった。
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その後、次々に起こる異常な出来事に、心身ともに疲れ果てたアリスンは仕事中に倒れてしまう。心配になった恋人のマイケルはこの出来事を調べていくうちに、恐るべき事実を知る。このアパートには地獄と通じる門があり、何世紀にもわたり多くの人達が門番としてこの場所を守ってきたのだった。そして今回選ばれたのがアリスンであった。アリスンは帰りの遅いマイケルを心配しアパートを訪れたが、既にマイケルは殺され悪魔の一員にされていた。そこに悪魔達を統率する老人チェイズンが現れ、アリスンに迫る。

遂に地獄の門が開かれ
醜悪な悪魔達が解き放たれていく

Sentinel-2

オカルト作品として隠れた秀作と言われており、今見ても結構楽しめるだろう。マニアの間で有名な惨殺シーンはかなり良く出来ており、ここでもメイクの神様ディック・スミスの手腕が光る。そして当時話題となったのが豪華な出演者達で、ざっとあげてみると、クリス・サランドンジョン・キャラダインクリストファー・ウォーケンジェフ・ゴールドブラムバージェス・メレディストム・ベレンジャーなどなど、
ああ・・とても書ききれない

Sentinel-3

しかしながら、日本での劇場公開は2週間で中止。その後TV放映された事もあるが大幅カット。そして日本ではビデオ化さえされていない。その最も大きな理由は終盤近くに現れる悪魔達の為と言われいる。特殊メイクした人に混ざり、その中にノーメイクのフリークスの人々が多く混ざっており、その辺の事が倫理的にマズイらしい。よくよく見るとメイクしている人の方が少ない気も・・
Sentinel-4

身体的に特異な人達を、見た目のインパクトだけで悪魔として出演させるのは、余りにも安易といえば安易だ。本人達は悪魔役と承知で出演していても、やはり社会的見地から考えると容認し難い物がある。
しかし皮肉にもその事が逆に知名度を上げ、カルトホラーとしての価値を押し上げてしまったようだ。

そんな作品をワザワザ取り上げる当ブログもアレな訳ですが・・。


[ 2007/08/18 23:22 ] 封印関係 | TB(0) | CM(0)

【URBAN FLESH】 

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「URBAN FLESH」
1999年/カナダ/監督 アレキサンドル・ミシャード

大都市の真っ只中で行われる、4人の男女による無差別カニバリズム(人食い)。ブレイク警部はその異常な事件を追うが・・。
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実はまだ未見なのでレビュー出来ません(笑
人間をナイフやスコップで殺して食べる。ときには妊婦さえ容赦なく殺し、腹を切り裂いて胎児まで貪り食う。そんなタブー無視の超極悪シーンがひたすら続くそうです。その凄まじいゴア描写の為にドイツやカナダなどで上映禁止。それ故ビデオも少数しか販売されずに、販売元では在庫さえ無い状態だ。海外のHPなどを検索しても情報が極端に少ないので、詳しい事が分からないのが悔しい。本国でも鑑賞するのが極めて困難な作品なので、一部のディープなマニアの間では伝説となってる作品である。とうぜん日本で見る事はまず不可能に近い為、国内サイトではmiyamoto様のHP(HORROR MOVIE 大好き!)でしか紹介されてませんね。
しかしネットの普及により、P2P上などで動画が流れて来る可能性もあるわけで・・

そんな訳で今回は題名に【第○回】と付けませんでした。

いつか本当にレビューできる日が来る事を願いつつ・・・


DVD発売を期にレビュー完了済み
第39回【URBAN FLESH/Rebirth Edition】 


[ 2006/08/28 23:04 ] 封印関係 | TB(0) | CM(0)


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