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偏食気味の映画考察と駄文の超偏食BLOG

第48回■ザ・サムライ■ 

レビューの様でレビューじゃない?

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ザ・サムライ
(THE SAMURAI)

1986年/日本/監督 鈴木則文

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血祭武士は日本刀を脇に差し袴姿の正義感あふれる超アナログな「サムライ高校生」。感動するとすぐに抱きつき醜態をさらしてしまうと切腹しようとする癖があり、とりわけ厄介なのが女性の破廉恥な姿を見ると鼻血を吹き出し失神してしまう女アレルギーを持っている事だった。
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ある日風紀委員でもある血祭がコテンパンにやっつけた不良グループが、助っ人にセクシー麻矢を雇い新たに勝負を申し出た。セクシー麻矢が相手と知って困り果てる血祭だが、嵐山高のマドンナ・山口敦子とクラスメイトの女子達が一致団結。女アレルギーを克服するためレオタード姿で血祭を囲んで舞い踊る。
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訓練の効果は抜群でなんとかセクシー麻矢を倒す事に成功。しかし今度は麻矢の彼氏のチンピラたちが血祭を襲う。間一髪で現れた一人の男が全員を倒しアッという間に去っていった。その男のジャンパーには荒木又右衛門とかいてあるのだった。
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12巻ある漫画が原作な為に、とにかく話がバラバラであらすじ書くのも大変なんで後半は割愛します。でもそこはトラック野郎シリーズで有名な鈴木則文監督。最終的にはストーリーに整合性を持たせて完成させてるのは流石ですな。
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作品自体はお色気とギャグと時代劇とSFを混ぜ込んだごった煮のような映画です。同時上映が「童貞物語」っとなるとやっぱりターゲットは中高校生位の若い層だろうね。レオタードとパンチラとおっぱいが沢山出てきてとっても楽しいのです。
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アフリカ人が黒くて鼻に骨を付けていたり(人食い人種的イメージ?)「陰茎が勃起せぬ」や「近親相姦しちゃおうかしら」など、大らかな時代を思わせるセリフも多いです。そんな映画ですが東映製作とあって殺陣シーンや乱闘シーンの充実っぶりは圧巻。ラストには屋上からの落下スタントもみられます。チョイ役で菅原文太も出演してますが、2~3分くらいの出番でも主役級の大立ち回りで相変わらずカッコいいのです。
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色々な凝ったセットや火を噴く巨大なカラクリ人形、SWを彷彿とさせる特撮など、もしかしたら製作費は意外と高いのかなぁ。
・・・と思ったら特撮シーンは(宇宙からのメッセージ)のフィルムをそのまま使いまわしてましたとさ。
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怒らせりゃイイってもんじゃないよw
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出演者は中村繁之と松本典子、朝丘雪路に堀江しのぶに宍戸錠と菅原文太。おまけでビートきよしと人気ドコロを揃えとります。興行収入的にはどうだったか不明ですが、このあとTVドラマやOVAアニメにもなった所をみると、一定値の集客は出来たのではないでしょうか。DVD化は惜しくもされてませんが・・・
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この映画、私は特殊メイクが見たくてビデオを手に入れたようなもんです。もちろん前回レビューした魔界天使繋がりであることは言うまでもありません。過去にTVで紹介されてから気にはなってたんですよねぇ。
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メイク担当は日本を代表する特殊メイクアップアーティスト原口智生氏。一部ファンの間では「星くず兄弟の伝説」のモンスターデザインとして有名です。まぶた伸ばしはダミーヘッドを使用し、割り箸で引っ張ると目が飛び出すと同時に頭も前方に移動して中々に気味悪い。くちビローンは特に良くできとりますなぁ。鼻血シーンも含める10カットにも満たない特殊メイクですが、漫画的表現を忠実に再現した効果として大成功だったのではないでしょうか。





なんかブログ楽しくなってきたゾ





[ 2018/06/06 16:15 ] 映画レビュー | TB(0) | CM(0)

第47回■魔界天使■ 

数年ぶりにブログ更新のリハビリ
乱筆乱文お許しを



魔界天使ジブリールというアニメとは
全く無関係な映画です


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魔界天使
(Till Death Do We Scare-小生怕怕)

1982年/香港/監督 レイモンド・ウォン

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結婚すると夫がすぐに死ぬ不運な映画女優アイリーン。三人目の夫もまた不慮の事故で死んでしまう。占い師から告げられた「夫を殺す相が出ている」という事実にショックを受け、アイリーンは酷く落ち込んでしまう。
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そんな彼女を見た死んだ夫達の亡霊(トン・チン・カン)は話し合い、今度こそ幸せにと目を付けたのが声優のブルースだった。二人に幸せになってもらい、ついでに自分たちも末永く弔って貰おうという作戦である。しかしそんな最中、地獄よりの使者が現れて・・
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80年代に流行した香港映画にあって珍しいホラーラブコメディー。声優のブルース役には当時香港で大人気だった歌手のアラン・タムが好演。亡霊たちに振り回されながらも彼女を助けるためにデブな友人ビッグ・ボトムと共に奔走する
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しかしながら支離滅裂なストーリーと単調でダラダラ続くギャグが多く、
ハッキリ言ってゼンゼン面白くないのだった
スペクターX(悪漢探偵4)との同時上映とはいえ、これを見せられた観客がどんなリアクションをしたのか大変興味深い。
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そんなトホホ映画が何故に日本で上映されビデオにもなったかというと、
特殊メイクを血まみれメイクの帝王トム・サヴィー二が担当
してる事が大きい。多分この映画を見ようと思った人の大半がサヴィー二のメイク目当てと言っても過言じゃないだろう。勿論私もそんな中の1人である。
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今回は血まみれを封印し、テクニカルアプライエンス(ラテックス技術)を多用。それが香港映画の制約なのかは定かではないが、コミカルでシュールなメイクが意外と楽しい効果を上げている。同時期に参加したクリープショーとメイクのクオリティが明らかに違うのはご愛敬って事で。サヴィー二自身もやりたい事(魔王の変身、メカニカルマスク制作等)を好き勝手やってるようにも見える。
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この作品に参加した経緯や香港っぽいメイクを目指したインタビューとか何処かに書いてあった記憶はあるが忘れちゃったなぁ。ビデオ版ファンゴリア・トムサヴィー二スペシャルに入ってた冊子だったかなぁ。忘れてしまったなぁ。
日本ではDVD化されそうもないのでVHSの中古ビデオ、香港映画を取り扱っているサイトでDVDを買えば見れると思うが自己責任でヨロシク。

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口伸ばしメイクを後年インスパイアしたのが日本映画ザ・サムライで原作漫画のオーバーイメージを特殊メイクを使って再現しており結構出来が良かったような記憶が。映画自体は近日見る予定なので・・・




[ 2018/06/03 14:34 ] 映画レビュー | TB(0) | CM(0)

4DXとMX4Dを体感比較してみた(マッドマックス 怒りのデス・ロード編) 

めちゃ放置したけど久々の更新です

立体映画3Dの上をゆく体感型アトラクション映像形式、4Dの体感比べをしてみた。いまさら説明の必要も無いと思うけど、4Dとは大型遊園地やテーマパークにある座席がガッタンガッタンして、フラッシュがバリバリ光ってスモークモクモクなアトラクション的モンです(頭の悪い説明文)。それが映画館で手軽に味わえるって訳ね。
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4Dといっても今現在は2つの方式があって、まずは2013年頃から日本国内でも稼動を始めた4DXと、最近オープンしたTOHOシネマズららぽ~と富士見を皮切りに順次稼動予定のMX4Dの2つ。体感比べするには同じ映画を両方式で見てみないと意味を成さないので、







MADMAX 怒りのデス・ロード
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やっぱこれしかないでしょ!!
イェッフー!!
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(プチ感想)
全編通して壮絶なカーバトルと大爆発と砂と女。今のご時勢に120分をこれだけでブッ通した心意気が凄いというかトチ狂ってるな。強烈なカリスマ性を持つイモータン・ジョーや白塗りの武装集団ウォーボーイ、片手義手の女戦士フュリオサや戦闘ばばあなど、設定のぶっ飛び具合も最高でテンション上がりまくり。登場人物の多くがアクが強くて魅力的なんで、主人公のマックスが一番マトモに見えてしまった程。細かい事は抜きにして、頭空っぽで見れてアドレナリンがダクダク流れ出す位最強にイカス映画だった。
あと、ギター最高!!!
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これほど鑑賞後の満足度が高く、忘れていた血湧き肉踊る快楽を感じさせる映画も久しぶりだ。監督のジョージ・ミラーは既に70歳超え、ハッピーフィート的な家族向け作品しか作れなくなったのかなぁと高を括ってたけど、まさかこんな歴史に残るであろう大傑作を生み出すなんてなぁ。いやはや参りました。

そんな訳でアクションド直球な映画なんで、これこそ4Dの体感比べには最高の作品ではないでしょうか。ちなみに3Dでもあったりしますので、料金が3000円を超えてしまいます・・・
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ロッカーを比べる
4Dの鑑賞の注意として座席が動くのが前提なので、足元に荷物を置たり大きな物を持ち込む事が出来ない。なので館内には専用のロッカーが備え付けられております。収納力は双方それ程の差は無かった感じ。100円玉で使用する事ができ、取り出す時にはちゃんと戻ってくる。実はこの100円を持って帰らない人が多数いるので、見た後は忘れないで持って帰りましょう。100円あれば松屋でサイドメニューの冷奴とか、ポテトサラダなんて2個買えちゃいますし(貧乏性)。ドリンク類はホルダー付いてるので普通にOK。でもトレーは持ち込めないのでご注意を。
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座席を比べる
どちらの方式も4席が1組みになってグラグラと動く。座り心地は4DXが若干硬めで深く座っても席が動いているうちに尻がずり落ちる。対するMX4Dはクッションが効いており、深く座ると尻がずり落ちる心配も無し。写真じゃ分かり辛いかもしれないが、足置きは4DXは単独でMX4Dは1組4人分が繋がってます。実はこの一見何でもない事が結構重要で、4つ繋がっていると他の人の靴の振動が伝わって来ちゃう。ちなみに私の場合、他の3人のうちの1人がハイヒールを履いた女の方で、この人が足をカツカツ鳴らす振動が足置きから伝わってイヤーンな感じに・・・・
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水と匂いと風を比べる
まず誰もが一番気になるのが水関連のギミックじゃないかな。見終わると顔や服などがビシャビシャになるって思っている人もいると思うけど、流石にそんなドバドバは出ないし携帯が壊れる事もない(携帯は電源切っとけよ!!)。しかしここで双方に大きな違いがある。4DXは水飛沫などの効果をキャンセルできるボタンが付いているが、MX4Dにはそれが無いのだ。つまりヤラレッぱなしって訳ね。4DXには上からパラパラ雨が降るという素敵効果があるけど、MX4Dにはそれも無い。
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4DXは前の座席の背もたれに風と水しぶきと匂いが出る排出口が付いている。いまだ匂いが感じられないのは前との座席間が広い為か、はたまた私の鼻が悪いのか。でも水しぶきは結構良い感じで霧吹き状に出てくるのだ。雨もよい風情にパラパラッと降ってきたりするし、風もビュービューと実に良い感じで吹いてきたりするするのだ。あああ・・・・この感動をもっと的確に表現できる文章能力があれば・・・
悔しい・・・・・ビクンビクン・・
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対するMX4Dは背もたれには何も付いておらず、全て手元の肘掛から排出されたりする。仮にドリンクをホルダーに入れても排出口が塞がれない様、ハの字型に付いているから安心だ。MX4Dの特徴はこの肘掛の排出口にあって、顔から近い事もあり匂い効果が4DXより断然強くキツ目だ。でもあまり匂いの種類は無いイメージ。当然水しぶきも強烈で眼鏡に付いた水滴が暫く乾かない程の量が出る。あまり頻繁には吹き出ないが、女に唾を吐かれるシーンでここからドビシャ!!って水が出た時は流石に笑いそうになったわぁ。
閃光とスモークを比べる
4DXはガチフラッシュって訳で強烈だけど、これはスクリーンが一瞬白くなるから一長一短。映像とのタイミングがバッチリ合えば効果としては成功だけど、万が一合わないと映画自体を台無しにする恐れもあるかも。MX4Dは壁でチカチカ光ってる程度なんで殆ど効果なし。これは今後是非とも改善して貰いたい所。でもスモークはかなりの量が吹き出て、しかも結構な時間その場でスモークが停滞してるんで、前の方の席の人がちゃんとスクリーン見えてるか心配になっちゃう。4DXは量的にちょっと大人しめかなぁ。もっと出しても良くってよ?
座席の動きと振動を比べる
4DXは座席の動き幅と振動の頻度がかなり多いく感じた。MADMAXでは首にキそうな動きが2~3回あったから、首を痛めてる人や外れてしまう恐れのある人は覚悟しとけよ!MX4Dは座席の動く時間が少なかった様に感じたのが正直な所。でもケツを下から突き上げるMX4D独自の効果は嫌いじゃなくってよ?


写真切れたし、長くなったからまとめる

結果としてMADMAXに関しては総合的に考えて4DXの方が良かった様に思えた。双方に良い所も悪い点も所もあったけど、効果的なプログラムの組み方で全てが逆転する様な気もしない事も無くないです。

そんな感じで、あくまで個人的な見解なので参考にならないかもしれないけど、4Dを見る時の幾ばくかの手助けになれば幸いですハイ 

ではまた

[ 2015/06/27 00:15 ] 映画レビュー | TB(0) | CM(0)

第46回■アダム・チャップリン■  

忘れた頃に突然映画レビューをやってみたりする



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アダム・チャップリン
(Adam Chaplin)

2011年/イタリア/監督 エマニュエル・デ・サンティ

奇跡的に日本公開が決まったようでw

セルビアン・フィルムのエクリプス配給により2014年公開予定(ソース

愛する妻を焼き殺された男アダム。その怒りは頂点に達し、遂に暗黒の魔物を呼び寄せた。そして自らの魂と引き換えに得た超人的なパワーと超能力を駆使し、妻を殺したマフィアのボス、デニーリチャーズを追いつめるが・・・。

・・・と、今回は結構グロいので耐性ある方だけヨロ


[ 2013/11/23 02:59 ] 映画レビュー | TB(0) | CM(0)

第45回■死の王■ 

 ”我が死によって秘密は守られた” ラスネール
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「死の王」
(Der Todesking)

1989年/ドイツ/監督 ユルグ・ブットゲライト

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一週間で七種類の自殺が行われるオムニバス映画。死姦映画ネクロマンティックでキワモノ好きの映画ファンを歓喜させ、ドイツ当局からは要注意人物に認定されたユルグ・ブットゲライト監督作。とはいえ今回はそこまでエゲつない内容でもなく、グロ描写もこの監督にしては控えめの部類。死をエンターテインメントとして扱うこの作品を芸術作と称する風潮があるけど、私的には違和感あるぞ。

月曜日
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男は会社を辞めて友人に手紙を書き、部屋を片付け身支度を整えて自殺する
死ぬ直前までキチンと食事を取り、冷蔵庫内の食材を完食するという拘りが良い。部屋の中心にカメラを据え付け、それを回転させていくと部屋の様子が変わっていくのも面白い。

火曜日
Der Todesking-2
ビデオ好きな男が口煩く怒る女を突然射殺する....というビデオを見ている人が首吊り自殺をする
2段オチって訳でもなく。男が通うビデオ屋に当然の様に置いてあるネクロマンティックのビデオやポスターが微笑ましい。作中に映し出される植木バサミでチンコを切るゲシュタポビデオがとっても痛そうだw

水曜日
Der Todesking-3
夫に暴力を受けている女と、最愛の妻を傷つけてしまう男が公園で出会い・・・
男の告白が頂点に達した時に突然歪むフィルムと音声。これが作品上の演出なのか、それとも冒頭で言われてた映像素材の不備なのか。どちらにしてもこのシーンが凄く効いてる。

木曜日
Der Todesking-4
ハイケ・フリードマン 23歳教師 ハインツ・クライナート 31才実業家 ベルント・プラグ 11才小学生 イグナツ・ホファー 83才農業 ナディーン&ニコル姉妹 16才女学生 .....
ただ映し出される大きな陸橋と名前や職業のテロップ。車が橋のつなぎ目を通る度に鳴る無感情な音が、まるで自殺者にとって命のカウントダウン音であるかの様で恐ろしい。私的にはこの作品で一番好きなエピソードである。

金曜日
Der Todesking-5
窓際でキスをする若い男女を目撃したオールドミスの女性。部屋を覗きこみ電話をかけて2人の邪魔をするが・・
老いて寂しく生きるか、若くして幸せの内に死を選ぶか・・・・

土曜日
Der Todesking-6
ある無差別殺人犯の残した3本のテープの全貌とは
自分の生きていた証としてカメラで撮影しながらの拳銃乱射。終始無表情の犯人が怖い怖い。テープ内で語られてたポストモダニズムの殉教者とか、一応調べてみたけど結構難しかったのでスルーなのだ。以前このエピソード関連の記事を書いた事あるので、そっちも合わせてドーゾ。
【謎の女性の画像】 2008/02/23

日曜日
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目を覚ました男は突然泣き崩れると頭を壁に打ち続ける 何度も何度も....
理由も何も分からないので見て感じるしか。突発的な自殺が死の王の力による物だとしたら、それは凄く恐ろしい事ではある。

Der Todesking-8
各エピソードの間に挿入される朽ち果てていく男の死体。死を連想する際のフラッシュバックにも効果的に使われています。皮膚が大きくひび割れたりと特撮的には残念な出来だけど、内臓を蠢く山のようなウジはやはり気色悪いの一言。そもそも死体が朽ちる様子なんて撮る方がどうかしてるとしか。男の顔が腐っていく様子を特撮で、しかもワンカットで映した短編があると何かの記事で見た記憶あるけど、もしかしてコレの事だったのかなぁ?
Der Todesking-9
全編に死の香りが漂う変な作品だけど、相変わらず音楽は美しくて素敵。サントラがあったら是非とも欲しいが、聞いたらそれだけで気分が落ち込みそうだ。音声的に不自然な箇所が2箇所あって、月曜日の手紙を書くシーンと土曜日の映写機にフィルムをセットするシーン。後付け感が否めない音声だけど真偽は分からず。これは海外で発売されてるDVDを観て確認するしかないのね・・・

いまだ当局から監視されてる為に新作が撮れないブットゲライト監督。メイキングでその姿が見れるが、意外と若くて馬鹿っぽい感じだったのが唯一笑えたw





[ 2011/12/18 16:58 ] 映画レビュー | TB(0) | CM(0)